整体と操体法・松岡先生のコラム

整体 氣道のご紹介

NPO法人氣道協会

231-0045

横浜市中区伊勢佐木町5-127

電話:045-261-3300

ホームページ:http://npo-kido.com/

 

代表 長谷川淨潤氏

氣道 松岡先生の健康運動のアドバイス

皆様始めまして、私は、NPO法人氣道協会でスタッフをしております松岡と申します。

普段は、横浜の伊勢佐木町で整体を始め、様々な健康法の指導をさせて頂いております。

世の中には様々な健康法がありますが、どのような健康法を行うかよりも「感じること」つまり、感受性を高める事が何よりも重要だと実感いたします。

それには、傳田先生のご指導の元、聴覚から入る事も大変有効だとは思います。

しかし、実際には日常での目や肩、首などの極度な緊張により、本来の力を発揮する事が出来ない方が多く見受けられます。

そこで、これらの所を緩める事により、効果的に訓練に望む事が出来ると思い、私が普段、多くの方にお伝えしている簡単な肩凝りへのアプローチを今後数回にわたってご紹介したいと思っています。


会報28号 第8回  耳の三点セット  2017年12月

今回は、氣道協会でもお伝えしている耳の調整法「耳の三点セット」をご紹介します。

目は、瞼を閉じれば情報を遮断できますが、耳はそうはいきません。

耳は24時間休みなく働いているので、意識的に休めてあげると良いでしょう!

ご紹介する「耳の三点セット」は、耳鳴りや聴こえが悪くなったなどの症状がある時はもちろんですが、何となく違和感を感じる時にもご活用ください。(違和感を感じる側にアプローチします。)

積極的に使い積極的に休めると、能力を効率よく引き出すことが出来ます。「耳の三点セット」で、聴覚訓練の効果を上げてください!

 

それでは、手順を追ってご説明します。

(文中に「愉氣」と言う言葉が出てきますが、「愉氣」とはある場所に気持ちを向けることを言います。

 

お体に触れて「愉氣」している時、触れている場所に気持ちを向けてそこの感じを味わってください。触れている場所の、「変化を感じること」がとても重要です。)

 

 ①耳の周囲を刺激する

耳殻の上側や後側など(印の所)で、違和感を感じるところを指先で軽くたたいたり擦ったり刺激します。

 

 

(写真①参照)

②首を弛めるアプローチ(通称:大口あけポン)

 唇の端に小指を引っかけて左右に広げると同時に、口も大きく開きます。

 

 唇を縦と横に同時に広げるのですが、最大限に広がったと感じた瞬間に、小指を弾くように外し口をあける力も同時に弛めます。(ゆっくりと弛めるのではなく、瞬間的に弛めるのがコツです。)

このアプローチを行うことで、耳と関係の深い首の骨(頸椎四番)が緩むので、耳の聞こえも良くなります。

 (この方法は、「潜在的な劣等感」に対しても有効ですので、覚えておくと便利です。)

 

 (写真②、③参照)

 

③小耳への愉氣

 小耳(写真④の 印の所)に、穴をふさぐように指を当ててそこの感じを味わいます(愉氣)。

 最初に触れた時の感じが、変化したと思ったら指を離します。

 

ここまでのアプローチを、三週間ほど行ってみて下さい。

根深い症状には1つのアプローチだけではなく、「目の三点セット」や「肩上げすトン」など今までご紹介してきた様々なアプローチを組み合わせて行うと効果的です。

どのアプローチを組み合わせるかは、ご自身が「心地よく感じるもの」を行うと良いでしょう!

③小耳への愉氣

 小耳(写真④の 印の所)に、穴をふさぐように指を当ててそこの感じを味わいます(愉氣)。

 最初に触れた時の感じが、変化したと思ったら指を離します。

 

ここまでのアプローチを、三週間ほど行ってみて下さい。

根深い症状には1つのアプローチだけではなく、「目の三点セット」や「肩上げすトン」など今までご紹介してきた様々なアプローチを組み合わせて行うと効果的です。

どのアプローチを組み合わせるかは、ご自身が「心地よく感じるもの」を行うと良いでしょう!

 

オプション

さらに効果を上げるためのオプションをご紹介します。

オプション①:側腹への愉氣

側腹(骨盤と肋骨の間)を摘まんで、そこの感じを味わいます(愉氣)。

左右の感じが違った場合、違和感を感じた側(厚さや硬さ等)だけを行うとさらに効果的です。

この場所は、腎臓の急処です。耳は、腎臓との関係が深いところですので、この場所を愉氣することは、耳の調整につながります。

(写真⑥参照)

写真⑦

 

オプション②:内踝下への愉氣

内踝の下で、違和感を感じるところを指で触れてそこの感じを味わいます(愉氣)。

(写真⑦参照)

 

どの様なアプローチを行うにせよ、行う前と後との体や心の変化を感じることが大切です。

心地良く感じるアプローチは、「体が求めているもの」であることが多いので、体や心の変化を感じることはとても重要です。

(文章:整体指導者(氣道協会)松岡正彦)


会報26号 第7回 操体法④  腰椎5番の調整 2016年12月

今回も、氣道でお伝えしている腰痛体操(前後の操体法)をご紹介しましょう!

この操体法は、腰骨の一番下(腰椎5番)の調整を目的としており、前後の動きに関係しています。お尻が持ち上がらない場合、特にお辞儀をするのがつらい時などに有効な方法です!

行う時間はいつでも構わないのですが、行った後、静かにしている時間を取ると良いので、理想的には寝る直前に行うのが良いでしょう。その時、ベットの様に柔らかいところよりは、畳のようなある程度の堅さのある床の上で行った方がより効果的です。

 ~~~ 操体法に共通する基本手順 ~~~

1.動きのチェック(どちら側が行いやすいかを調べます。「動診」と言います。)

2.操体法(行いやすい側にゆっくりと動いて、一番心地の良いところで止まり、体の感じが変わったタイミングで全身の力を一気に抜きます。)

3.動きのチェック(最初の動きのチェックの時と比べてどの様に変化したかを確認します。)

    ポイント

「操体法」は、動きのチェックで「心地良い」「行い易い」(心地良い方向、痛みがなくなる方向)と感じた側だけを行います。

「操体法」を行っている時は、体に意識を向け心地よさを味わうことがとても大切です。

最初の動きのチェックの時に、両側とも違和感が無ければ行わなくても結構です。

  ですので、腰が痛くなったら、第23~25号に掲載した腰痛体操(操体法①~③)と、今回紹介する腰痛体操(操体法④)を順番に行ってみて下さい。その時、動きのチェックで差が無い操体法は行わずに、違和感があった操体法だけを行って下さい。

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簡単な手順ですがとても効果があるので、私もよく活用しています。

それでは、行い方をご説明しましょう!              今回は、仰向けで行う操体法です。

 

1.先ずは、あお向けの状態でリラックスしてください。無駄な力を抜き、体の感じを味わいます。(写真①)

あお向けの状態で膝を曲げます。

 

写真②(膝が開いている)    

膝の位置が開いている方がしっくりくるか、それとも、ついている方がしっくりくるのかを確認します。

 

 

 

 

 

 

写真③(膝がついている)    

(何となくで結構です。)操体法を行う時に、そのひざの状態(膝が開いているかついているか)で行います。(写真②③)


写真④(骨盤が前屈する動き)  写真⑤(骨盤が後屈する動き)

 

3.動診:骨盤の前後の動きの確認をします。

腰を反らせる動き(写真④:お臍を天井方向に突き上げる動き)か、尾骨を丸める動き(写真⑤:背中を床に押し付ける動き)のどちらが心地良いのかを確認します。

※ 分かりやすいように、大きめに動いてます。

※ 動きの方向を赤い矢印で、骨盤と腰の位置を緑の線で示しました。

どちらの動きも、骨盤は床についた状態で行ってください。

 

4.「前後の操体法」を行います。

動診で心地よかった側の動き(腰を反らせる動きと尾骨を丸める動きのどちらか:写真④⑤参照)、をゆっくりと動いて気持ちのいい所で数秒間キープします。

「体の感じが変わったな!」と感じた瞬間に全身の力を一気に抜きます。

動診の時に「心地良い」「行い易い」(心地良い方向、痛みがなくなる方向)と感じた側だけを行います。

 

オプション:ひざ裏の調整法

写真⑥(ひざ裏に力を集めた状態)    

腰痛の方は、ひざ裏にも負担がかかっている方が多くいらっしゃいますので、前後の操体法を行う時に一緒に行うと一石二鳥の効果が期待できます。

写真⑦(前後の操体法の脱力をした状態)

※踵を床に付けたまま、爪先を手前に引きひざ裏に力を集めます。(写真⑥)その状態で「前後の操体法」を行い、脱力の時に爪先も床につきます。(写真⑦)


脱力した後は、2060秒間くらいそのままの姿勢で体の感じを味わってください。

ワンポイントアドバイス

☆脱力した後に動かないことが、操体法で一番重要なポイントです。

「お風呂の中で行った時、波立たない位ゆっくりとした動き」と表現する人もいます。体に意識を向けながら、丁寧に動いて下さい。

操体法を行う時に感じる心地よさは、ストレッチのような筋肉を力づくで引き延ばす「痛、気持ちいい感じ」ではありません。心地良さが分かりづらい方は、3週間くらいは「行いやすいと感じる側」で行うと良いでしょう!

 

5.動診を行って、最初とどのように変化したかを確認します。

~ワンポイントアドヴァイス~

☆一度行ってみて変化があればそれで終わりにします。変化が感じられない時には、もう一度同じ側を行ってみてください。それでも変化が無い場合は、逆側を行ってみてください。


会報25号  第6回   腰の操体法③    2016年7月

今回も、気道でお伝えしている腰痛体操(操体法:通称カエルの操体法)をご紹介しましょう。

この操体法は、骨盤や股関節、腰の痛みなどを簡単に調整できる方法です!

行う時間はいつでも構わないのですが、行った後、静かにしている時間を取ると良いので、理想的には寝る直前に行うのが良いでしょう。その時、ベットの様に柔らかいところよりは、畳のようなある程度の堅さのある床の上で行った方がより効果的です。

 

 ~~~ 操体法に共通する基本手順 ~~~

1.動きのチェック(どちら側が行いやすいかを調べます。)

2.操体法(行いやすい側にゆっくりと動いて、一番心地の良いところで止まり、全身の力を一気に抜きます。)

3.動きのチェック(最初の動きのチェックの時と比べてどの様に変化したかを確認します。)

ポイント

「操体法」は、行い易い側(心地よい方向、痛みがなくなる方向)だけを行います。

※「操体法」を行っている時は、体に意識を向け心地よさを味わうことがとても大切です。

最初の動きのチェックの時に、両側とも違和感が無ければ行わなくても結構です。

  ですので、腰が痛くなったら、第2324号に掲載した腰痛体操(操体法①~②)と、今回紹介する腰痛体操(操体法③)を順番に行ってみて下さい。その時、動きのチェックで差が無い操体法は行わずに、違和感があった操体法だけを行って下さい。

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 簡単な手順ですがとても効果があるので、私もよく活用しています。

 それでは、行い方をご説明しましょう!

今回は、うつ伏せで行う操体法です。

1.うつ伏せの状態でリラックスして下さい。(ニュートラルポジション)

無駄な力を抜き、体の感じを味わいます。

(写真①)

2.動きのチェック(動診)を行います。

写真①の状態から、膝を広げている腕に近づけるように動かします。(どちらの足から行っても構いません。)

どちらの足が行い易いかをチェックする目的です。

片側を行ったら、ニュートラルポジション(写真③)に戻してから逆側も行います。(写真④)

ワンポイントアドバイス

☆動きのチェックの時は、操体法の時のようにゆっくりと動く必要はありませんが、体の感じを味わいながら丁寧に動いて下さい。

3.操体法を行います。(写真⑤)

動きのチェックの時に、行い易い側(心地よい方向、痛みがなくなる方向)だけを行います。

膝を腕に近づけるようにゆっくりと動かし、一番心地良く感じる位置で止めて数秒間キープ。

「体の感じが変わったな!」と感じた瞬間に全身の力を一気に抜きます。

脱力した後は、2060秒間くらいそのままの姿勢で体の感じを味わってください。

ワンポイントアドバイス

☆脱力した後に動かないことが、操体法で一番重要なポイントです。

☆「お風呂の中で行った時、波立たない位ゆっくりとした動き」と表現する人もいます。体に意識を向けながら、丁寧に動いて下さい。

☆この時に感じる心地よさは、ストレッチのような筋肉を力づくで引き延ばす「痛、気持ちいい感じ」ではありません。普段からストレッチ系の体操を行っている方は、3週間くらいは「行いやすい側」で行うと良いでしょう!

4.動きのチェック

前述の写真②~④の要領で、動きをチェックします。

最初の時とどのように変わったかを感じてください。

~ワンポイントアドヴァイス~

☆一度行ってみて変化があればそれで終わりにします。変化が感じられない時には、もう一度同じ側を行ってみてください。それでも変化が無い場合は、逆側を行ってみてください。

別法:より効果を上げるために、操体法を行う時、少し抵抗をかけてあげる方法があります。(写真⑥)この時、動きを邪魔しない程度の力加減で抵抗を掛けるのがポイントです。

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ぎっくり腰は、ドイツでは「魔女の一撃」と言われるほど激しい痛みですが、動作と呼吸を合わせて動くだけでもかなり防げます。

重たいものを持ち上げる時も、片膝を着き、腰を落とした状態で荷物に指をかけ、息を下腹(丹田)に吸い込んでから足と腰の力で立ち上がる様にしてください。

操体法は、全身の関節で応用が可能です。

皆様もご活用ください。


会報23号 第5回 操体法① 腰椎3番の調整  2015年夏号

腰痛体操(腰の操体法①)

 

今回ご紹介する体操は、「操体法」と言い故橋本敬三先生が創案されたものです。

 「操体法」とは、関節を調整する運動法です。

 全身至るところで活用できるのですが、気道協会でお伝えしている腰痛のための操体法をご紹介します。

 五つある腰椎のうち腰椎3番の調整法(体のねじれを取る)です。腰椎3番を調整するだけではなく、骨盤のねじれや股関節の調整にもなります。

 行い方は、次の3つのステップからなっています。

1.動きのチェック(どちら側が行いやすいかを調べます。)

2.操体法(行いやすい側にゆっくりと動いて、一番心地の良いところで止まり、全身の力を一気に抜きます。)

3.動きのチェック(最初の動きのチェックの時と比べてどの様に変化したかを確認します。)

ポイント

※「操体法」は、行い易い側(心地よい方向、痛みがなくなる方向)だけを行います。

※「操体法」を行っている時は、体に意識を向け心地よさを味わうことが重要です。

※最初の動きのチェックの時に、両側とも違和感が無ければ行わなくても結構です。

 簡単な手順ですがとても効果があるので、私もよく活用しています。

 それでは、行い方をご説明しましょう!

  

①.仰向けになりリラックスして体の感じを味わいます。

~ワンポイントアドヴァイス~

☆「操体法」を上手く行う時のキーワードは、「味わう」です。先ずは、リラックスして下さい。


2a

 2b

2c 


②.動きのチェック

 膝を立てた状態から、どちらからでも良いので膝を左右に倒します。(上写真-a~c)

 この時に、どちらが行いやすいか、どの辺で違和感があるかなどをチェックしておきます。

~ワンポンとアドヴァイス~

☆どちら側が心地よく動かせるかを感じることが大切です。決して頑張らないでください。

.操体法(まずは、1回だけ行ってください。)

 膝を立てた状態から、行いやすい側にゆっくりと倒します。(行いやすい側に動くのが、操体法の特徴です。)


 そして、一番気持ちの良いところで動きをとめてそのまま数秒間キープ。そして、曲げた姿勢はそのままに、全身の力を一気に抜いてください。脱力した状態のまま2060秒位動かずにいてください。

 (お臍の裏の骨(腰椎3番)を中心にねじる様に動きますが、痛みなどが無い時には膝で床を 押すように腰をねじります。すると上体も逆側にねじれてきます。)

~ワンポンとアドヴァイス~

脱力した後が非常に重要です。すぐに動かないで体の感じを味わって下さい。

☆注意:上の写真の様に、脱力した時に膝がずれないように気を付けてください。


別法

 腰が硬い方や痛みで床まで倒せない方は、動かせる範囲で行いやすい側を選ぶと良いでしょう!途中までしか倒せない時には、上の写真のように倒す側に座布団などを敷いて、脱力の時に一定以上倒れないように工夫して行うと安全です。

.動きのチェック

 上記③-a~cの要領で、最初に感じた違和感がどのように変化したかを確認して下ださい。

~ワンポイントアドヴァイス~

☆一度行ってみて変化があればそれで終わりにします。変化が感じられない時には、もう一度同じ側を行ってみてください。それでも変化が無い場合は、逆側を行ってみてください。

 操体法は、ストレッチの様に頑張ってしまうと心地よさが分からなくなってしまいます。

 私が行う時には、自分の体に向かって「こちらでよろしいでしょうか?」とお伺いをたてる様な謙虚な気持ちで行っています。そうすると、体はとても素直に反応してくれるから不思議です。

 皆様も是非、ご活用ください。


会報24号 第4回 操体法 NO.2 腰椎2番の調整 2015年冬号

腰痛で長年お悩みの方も多いと思います。私、傳田もその一人でした。気道協会でこの方法を教えて頂いて以来、腰に違和感があると、この簡単な方法で解消させています。

順次腰椎3番、2番、1番の調整方法を掲載させて頂く予定です。

ほんの5分でギックリ腰が解消できる方法です。

こんな簡単な治し方があるのです。いつも多くの方に知って頂ければいいのにと思っていました。

今回書いて下さり感激しています。是非この会報は永久保存にしてください。  -傳田-

 今回も、気道協会でお伝えしている腰痛体操(左右の歪みを取る操体法)をご紹介します。

 この操体法は、腰椎2番(体の左右重心と関係)の調整を目的としています。

 例えば、待ち合わせをしている時など、知らないうちに片方の足に重心をかけて立っていませんか?

 多くの人が、無意識に左右どちらかの足に重心をかけてしまっています。

 自分では同じ様に使っているつもりでも、利き足や長年の癖などから気付かないうちに偏った使い方をしているのです。

 本来は、部分的に疲れがたまっているだけなのに、その事に気付かずにいると、やがて腰全体や下半身全体等、広い範囲で疲れを感じるようになってしまいます。

 しかし、最初の部分的な疲れ(今回は腰椎2番の違和)を取り除いてあげると、結果として広い範囲で感じていた疲労感も楽になってくれるのです。

 操体法の手順は、次の3つのステップからなっています。

1.動きのチェック(どちら側が行いやすいかを調べます。)

2.操体法(行いやすい側にゆっくりと動いて、一番心地の良いところで止まり、全身の力を一気に抜きます。)

3.動きのチェック(最初の動きのチェックの時と比べてどの様に変化したかを確認します。)

 

【ポイント】

※「操体法」は、行い易い側(心地よい方向、痛みがなくなる方向)だけを行います。

※「操体法」を行っている時は、体に意識を向け心地よさを味わうことがとても大切です。

※最初の動きのチェックの時に、両側とも違和感が無ければ行わなくても結構です。

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 簡単な手順ですがとても効果があるので、私もよく活用しています。

 

 それでは、行い方をご説明しましょう!

①仰向けになりリラックスして体の感じを味わいます。

~ワンポイントアドバイス~

☆「 操体法」を上手く行う時のキーワードは、「味わう」です。

②動きのチェック

 仰向けで足を伸ばした状態から、どちらの足からでも良いので、爪先を手前に引いて踵を突き出すような感じで動かします。(写真2 ~ 4)

 同じことを逆側の足も行い、どちら側の足が行い易かったかを確認します。

~ワンポイントアドバイス~

☆ どちら側が心地よく動かせるかを感じることが大切です。決して頑張らないでください。

 

☆ この時の動きは、爪先だけを動かすのではなく骨盤から踵(かかと)を押し出すように動くことが大切ですが、力任せに押し出してしまうと心地良さを感じることがおろそかになってしまいますので、突き出しすぎないように気を付けてください。

③ 操体法(まずは、1回だけ行ってください。)

 仰向けで足を伸ばした状態から、行いやすかった足だけ動きのチェックと同じ動きをゆっくりと行います。(行いやすい

側、心地の良い側に動くのが、操体法の特徴です。)(写真6)

 一番気持ちの良いところで動きをとめてそのまま数秒間キープ。そして、体の感じが変化したタイミングで全身の力を一気に抜いてください。

 脱力した状態のまま20 ~ 60秒位動かずにいてください。

 ~ワンポンとアドヴァイス~

☆「②動きのチェック」同様に、心地良さを感じることが大切です。力任せに踵を突き出しすぎないように注意してください。

脱力した後が非常に重要です。すぐに動かないで体の感じを味わってください。

④動きのチェック

 ②の要領で動きのチェックを行い、最初に感じた違和感がどのように変化したかを確認してください。

~ワンポイントアドバイス~

☆一度行ってみて変化があればそれで終わりにします。変化が感じられない時には、もう一度同じ側を行ってみてください。それでも変化が無い場合は、逆側を行ってみてください。

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 操体法は、ストレッチの様に頑張ってしまうと心地よさが分からなくなってしまいます。

 私が行う時には、自分の体に向かって「こちらでよろしいでしょうか?」とお伺いをたてる様な謙虚な気持ちで行っています。そうすると、体はとても素直に反応してくれるから不思議です。

 皆様も是非、ご活用ください。



第三回 目の三点セット (疲れ目の解消法)22号2014年末

皆様、如何お過ごしでしょうか。寒さが一段と厳しさを増す季節になってきました。冬は、空気が乾燥し、その影響は皮膚が真っ先に受けることになります。中でも皮膚が一番薄い眼球は、大きな影響をうけます。目が乾燥すると頭がくたびれ、首が凝ってきます。今回は、目を緩める「目の三点セット」をご紹介します。寝る前に行うのがベストなタイミングです。注意:コンタクトレンズは、必ず外してから行ってください。

①耳殻(耳のふち)を引っ張る

左右の耳に触れてみて、強張っている側だけを行うととても効果があります。

(分からない時は、両側を行ってください。)写真ABの様に、耳殻の中央を5秒引っ張ります。その後、中央から上の5ヶ所を5秒ずつ引っ張ってください。少し痛いくらい強めに刺激した方がその後、急速に目が緩むから不思議です。

                                     ☆ワンポイントアドヴァイス

耳殻の中で硬い塊(硬結)がある場合は、その塊を指でとらえて丁寧につまむととても効果的です。

          ※別法

 

写真Cのように、強くつまんだまま耳のふちまで引っ張り、そのまま耳殻をはじいても結構です。

②眼窩を押さえる

目の上の骨のキワを指で下から押さえ、目頭から外側へ押さえながら滑らせていきます。

☆ワンポイントアドヴァイス

指を滑られていく途中で、目に響くような痛みを感じる所があったら、そこを中心に刺激しても結構です。最後にこめかみを軽く押し上げます。

最後にこめかみを軽く押し上げます。

③眼球を押圧する

 

手のひらの付け根(写真F参照)で、目を圧迫します。

注意:コンタクトレンズは、必ず外してから行ってください。

写真Fの様に、手のひらの付け根で眼球を圧迫するのですが、両方の目に同じくらいの気持ちいい圧がかかるように力加減を調整してください。30秒~1分くらい、何回かに分けて圧迫しても結構です。

☆ワンポイントアドヴァイス

強めに圧迫すると、チカチカとした模様が見えてきます。その模様が左右同じくらいに見えるように力加減を調整すると良いでしょう!(目を圧迫するのが不安な方、心地よさを感じない方は、あまり強く抑えないでください。)

              ※別法

最後に、手のひらの中央が目の上に来るように位置をずらします。そして、手のひらの中央で呼吸をするつもりになります。(愉氣)


第二回 肩凝り解消法2  腕の3点セット 21号2014年夏号

皆様、如何お過ごしでしょうか。段々冷え込みが厳しくなり、思わず肩に力は言ってしまいます。肩こりでお困りの方も多いと思います。その原因は、実は腕の使いすぎから来ていることが多いのです。そこで今回は、私たちが「腕の3点セット」と呼んでいる一連の体操をご紹介します。(前回ご紹介した「肩上げストン」の前に行うと心地よく肩が緩みます。)

今回の体操は、体の硬い方にとって行いづらい体操もあるとは思いますが、無理の無い範囲で行ってください。行うタイミングは、いつ行っても良いのですが、お風呂上りですと筋肉が温まっていますので、より安全に行うことが出来ます。

1.     頭脳明晰呼吸法

左の写真

指先が自分方向になるように手のひらを腿の上に置き腕を伸ばします。

 

右の写真

息を吸いながら顔を上げ、息を止めた状態で頭を気持ちよく振ります。

苦しくなったら、息を吐きながら最初の状態に戻します。(ここまでを1セットで合計3セット行います。)

※腿の上に手のひらを当てることが難しい方は、床の上に手のひらを当てた状態で行うとよいでしょう!

2.     後ろで手をつなぐ

④の写真

写真のように、背中で手をつなぎます。手をつないだ後、緊張している処の力を抜くつもりになります。(力を抜くつもりが難しい方は、感じを味わっているだけでも結構です。)

なんとなく、馴染んでくる感じがしたら終了です。

⑤の写真

手をつなぐ事が難しい方は、写真の様にタオルなどで補助します。毎回、タオルを手繰り寄せる様にすると、段々出来る様になってきます。

3.     後ろ手合掌

 

左の写真のように、背中で合掌します。(理想的には、両掌が完全に合わさった形ですが、現在、肩を痛めている為、ご容赦願います。)

この状態で、緊張している処の力を抜くつもりになります。(力を抜くつもりが難しい方は、感じを味わっているだけでも結構です。)

 

合掌が難しい方は、右の写真の様に拳を合わせるだけでも結構です。


第一回 簡単な肩凝り解消法 19号 2013年夏号

今回から専門家の松岡正彦先生にコラムを担当して頂きます。

 

 皆様始めまして、私は、NPO法人氣道協会でスタッフをしております松岡と申します。

 傳田先生には、聴覚訓練で大変お世話になっております。

 普段は、横浜の伊勢佐木町で整体を始め、様々な健康法の指導をさせて頂いております。

 世の中には様々な健康法がありますが、どのような健康法を行うかよりも「感じること」つまり、感受性を高める事が何よりも重要だと実感いたします。

 それには、傳田先生のご指導の元、聴覚から入る事も大変有効だとは思います。

 しかし、実際には日常での目や肩、首などの極度な緊張により、本来の力を発揮する事が出来ない方が多く見受けられます。

 そこで、これらの所を緩める事により、効果的に訓練に望む事が出来ると思い、私が普段、多くの方にお伝えしている簡単な肩こりへのアプローチをご紹介いたします。

肩こり体操「肩上げストン」      2

 

ポイント1:動作の区切りで一回止めて下さい。

ポイント2:体に意識を向け心地良さを味わって下さい。

特に、脱力した後の弛む心地良さを味わって下さい。 

※ 呼吸は意識しなくても結構です。

※ 肩を真上にあげます。

※ 両肩を同時に真上にあげた姿勢から、肩この姿勢から写真左→写真右の様に、肩の高さを変えない様にして両肩を前に動かし、少しこらえてから脱力します。

①両肩を真上にあげます。

 この姿勢から写真のように様に、肩の高さを変えない様にして両肩を前に動かし、少しこらえてから脱力します。

3

両肩を同時に真上にあげ少し強調してから脱力します。

 

脱力した時は、心地良く弛む感じを味わってください。

4

今度は両肩を同時に真上にあげた姿勢から、肩の高さを変えない様にして両肩を後ろに動かし、少しこらえてから脱力します。