18号会報


肩コリ、首のコリの解消のための

ストレッチ運動 第一回

 

肩コリ、首のコリは脳への血流を悪くして老化を早めます。耳鳴、頭痛を起こします。また老齢性難聴へと、進行していきます。

勿論、聴覚トレーニングで難聴、耳鳴りを軽減させたり、また筋肉を柔らかくする作用も大きいですが、普段の生活やストレスにも大きく作用されるので、聴覚トレーニングだけで全て解消させると言うことは少し消極的な方法です。聴覚トレーニングと下記に紹介するストレッチ運動と同時に行うことによって、相乗効果が期待できます。

 

今から20年ほど前になるでしょうか。音源制作に日夜、休みなくコンピュータに向かって作業をしていました。その頃、肩コリを通り越して激痛が出るようになりました。

ある時期、気づいてみるとその痛みを全く感じなくなっていました。

「有り難い」と作業を進め、2年ほどかかって“ハイパーリスナー”の音源の一つのコースを完成させました。

 

その数年後、このビジネスに入り、休みなく働き続け、会社にいるときはコンピュータと格闘、その激務も解消できず、ついにメニエールで倒れてしまいました。その後さらに2回。

当然その時は自分のシステムを利用しましたが、10年ほど前の事、朝起きると二日酔いのような酷い頭痛と肩の凝りを通り超して激痛になっていました。

この頭痛は山に行ったとき、あるいは枕が合わない時などに時々起こっていたのですが、この頭痛と凝りの痛みは解消せず、マッサージに駆け込みました。しかし次第に通院回数も増えてしまいました。当然耳鳴りが強くなり、気づいてみたら聴覚も衰えていることにも気付き、聴覚の仕事をしていて、いくら激務とは言っても当の本人が聴覚の問題が起こったなどと笑うに笑えません。

一年後、マッサージでの肩コリ解消法は消極的だと感じ、スポーツクラブに通うことにしましたが、超運動不足の体には軽い運動でも筋肉痛と頭痛が交代で来るという始末。

それでも次第に頭痛の回数も減ったことで、スポーツクラブではチャレンジをせずに、体を解すという目的に切り替えて軽めの運動にしました。その後、徐々に頭痛も解消していきました。

そんな生活を長くしていた私ですので、既に可聴音域もどんどん狭まり、これ以上落とすと仕事に差し障るという所まで来てしまっていました。

 ところが、春になると録音旅行のためにスポーツクラブに通えなくなります。最初はマッサージ機を持ち歩きましたが、その後、スポーツクラブでのストレッチから離れて、より効果的と思う方法をいろいろ考えて、それを実行するようにしました。

 多くの会員の皆様から難聴の相談をよく受けます。お聞きすると多くの方は、姿勢が悪かったり、コンピュータに張り付いていたり、一定の姿勢で作業をしているなどで、首、肩のコリもある、と言う事を多く聞きます。また耳鳴りを伴っていることも多くあります。これらは人ごとではなく、全く自分に当てはまった事でもありました。

そこで今回、私が実践している解消方法を皆様にお伝えしようと思います。

会員の皆様の中には、先の私のように麻痺して痛みを感じなくなっている方、またこれからの予備軍も相当数おられるでしょう。

40才を過ぎる頃には、体を動かす事も極端に少なくなってくるものです。

老化の大きな原因の一つに、この脳への血流も大きく関係していると思われます。

脳への血流は、以前の会報で、驚異的な血流データを掲載したごとく、聴覚トレーニングに勝るものはありませんが、常日頃から血流を通しておく心がけが大切です。

難聴、耳鳴り、感覚器官の衰えや、メニエール等、自律神経の病気を防げると思います。

トレーニングと併用してください。

== 注意事項 ==

  • 決して無理に行わないでください。
  • 痛みがある時には軽い運動にとどめるか、痛みの少ない方だけ行います。
  • 普段使ってない筋肉を使いますので、少し痛気持ちいい所で止めてください。無理をすると筋、筋肉を痛めます。
  • チャレンジする気持ちは捨てて、軽い感じで左右回数を行ってください。
  • お風呂上がり等、体が暖まっている時に行うのが効果的です。
  • 行い易い側と行い難い側があった場合は、行い易い(楽な)側から行ってください。
  • 慣れたら動作と呼吸とを一致させて動かしてください。
  • 体が緩んでいく心地よさを味わいながら行ってください。

 

 早い方では数日で効果が出せると思います。また長年運動不足の方では下記の運動の際、引っかかる所があるかもしれません。一ヶ月くらいかけて徐々にほぐすようにしてください。

全部合わせても5分くらいで終わります。私はお風呂の中でやることが日課になっていますが、一日2回くらいやるとより効果的です。

 

立って行っている写真、座って行っている写真、椅子に座っている写真等、それぞれを掲載しましたが、特に意味はなく、どのような場所でも可能であることを示したつもりです。

 

肩、首のコリは当然その部分ですが、体全体繋がっているようです。下半身の運動を加える事のよって効果が増します。