皆様始めまして、私は、NPO法人氣道協会でスタッフをしております松岡と申します。
普段は、横浜の伊勢佐木町で整体を始め、様々な健康法の指導をさせて頂いております。
世の中には様々な健康法がありますが、どのような健康法を行うかよりも「感じること」つまり、感受性を高める事が何よりも重要だと実感いたします。
それには、傳田先生のご指導の元、聴覚から入る事も大変有効だとは思います。
しかし、実際には日常での目や肩、首などの極度な緊張により、本来の力を発揮する事が出来ない方が多く見受けられます。
そこで、これらの所を緩める事により、効果的に訓練に望む事が出来ると思い、私が普段、多くの方にお伝えしている簡単な肩凝りへのアプローチを今後数回にわたってご紹介したいと思っています。
今回も、蒸しタオルを使った温熱療法
(温湿布)をご紹介したいと思います。
蒸しタオルを使った温法の便利な所は、
タオルとお湯さえあればどこでも出来る
ことです。
旅先のホテルなどでも知っているとと
ても重宝します。
今回ご紹介する「中頚の温湿布」は、
様々な感情の昂ぶりを和らげる方法で
す。
「身心一如」という言葉がある様に、
身体は心の影響がダイレクトに現れま
す。
この事は、「腹が立つ」や「断腸の思い」
などの言葉でもお分かりかと思います。
もちろん首のこわばりや肩凝りにもと
ても有効で、前回(会報34 号)、ご紹
介した「目の疲れを取る!!《目の温湿
布》」を行ってみてもまだ首や肩の凝り
がとれない場合は行ってみると良いで
しょう!
特に女性の場合は、生理の前イライラ
した時にこの温法を行うととても楽にな
りますので、覚えておくととても便利で
す。(この温法は、甲状腺ホルモンのバ
ランスを回復させる方法でもあります)
手 順
1. 「中頚」とは、整体で使う急処の名前
です。
場所は、頚のまん中あたりで、左右の
筋肉とその外側です。(頚の骨は全部で
7つあり、真中の頚椎4 番の左右に当
たります)写真①
左右の筋肉に触れてどちらが硬いかを
確認します。
2. 左右の硬さが違っていたら「硬い側」
だけを蒸しタオルで温めます。写真②
蒸しタオルの温度は「心地良く感じる
温度」で、温める時間は10 分間くらい。
タオルの温度が下がってきたらまた、同
じタオルで蒸しタオルをつくります。こ
の様に、「さめたら絞り直す」を繰り返
して温めます。この時の温度差の刺激が
とても重要なのです。
注: どちらが硬いか分からない方は、両
方を温めてください。
※ 蒸しタオルの造り方は、会報34 号か
伝聴研ホームページ(整体と健康コラ
ム)に掲載されておりますので、ご参
照ください。
※ 火傷に気を付けて行ってください。「心
地良く感じる温度」が重要で、「心地
良く感じる温度」は体調により日々変
わります。行う時は、心地良さを探検
するような心持で身体に意識を向けて
感じてください。
今までは、運動法を中心に「自分で出来る健康法」をお伝えしてきましたが、今回は、蒸しタオルを使った温熱療法(温湿布)をご紹介したいと思います。
温熱療法とは、負担がかかっている処を温めることによって改善させる方法です。
簡単に出来て、とても心地良いので是非ともお試しください!
今回ご紹介するのは、「目の温湿布」です。
現代では、目から入ってくる情報が8割以上を占めると言われています。
また、「目は表出した脳」とも言われ、意外に思われるかもしれませんが眼精疲労の影響は全身へと及びます。少し専門的になりますが、整体的に言いますと目の疲労は、頸椎1~3番→胸椎1~3番→腰椎1~3番へと疲労の感覚が変化していきます。最初、目を使いすぎると頚椎1~3番辺り、つまり、首が凝り始めたような感じ(偏り疲労)になりますが、そのままにしておくと胸椎1~3番そして最終的には、腰椎1~3番辺りへと疲労感が移っていきます。腰椎1~3番は、「やる気」とも関係があり、「全身が重だるい」とか「動くことが億劫に感じる」と言うように、全身への疲労感として感じてしまいます。この様な時は、腰が強張っているため腰痛として感じる事もあるのです。
この様に、目を酷使する現代人にとって「目の温法」はとても大切なアプローチなのです。
それでは、行い方をご紹介します。
フェイスタオルを用意してください。
この様にすると、タオルを絞る時に熱い思いをしないで安全に蒸しタオルをつくることが出来ます。
後は、この蒸しタオルを目に当てるのですが、温度はさますなどして心地よく感じる温度に調整してください。
蒸しタオルのつくり方
① 縦半分に折ったタオルを三等分に折ります。
②、①のタオルを縦に折り、タオルの両端を持ち●の所だけお湯につけます。
③ 両端を持ったままタオルを絞ります。
温める時間は、10分間くらいで、タオルの温度が下がってきたらまた、同じタオルで蒸しタオルをつくります。この様に、「さめたら絞り直す」を繰り返して目を温めるのです。その温度の刺激がとても重要なのです。
※目の疲れや肩凝りが甚だしい人は、「第一回 簡単な肩凝り解消法 19号 2013年夏号」、
「第二回 肩凝り解消法2 腕の3点セット
21号2014年夏号」、「第三回 目の三点セット(疲れ目の解消法)
22号1014年末」を併用するととても効果がありますので、試してみてください。
何れも「傳田聴覚システム研究所ホームページ内、整体・健康コラム」で見ることが出来ます。
※ワンポイントアドバイス
目が疲れたらいつでも行ってよいのですが、特に寝る直前に行うととても眠りが深くなり、肩凝りや腰痛の改善にもつながります。
目が楽になるので、行った後につい目を使ってしまう方がいらっしゃいます。すると目の疲労が甚だしくなってしまう事がありますので、目の温湿布を行った後は、目を使わないことをお薦めします。
今回ご紹介するのは、「顎の調整法」です。
私たちは、普段、何気なく会話を交わし食事を楽しんでいますが、知らないうちに「顎」を酷使しています。ストレスや目の緊張などの影響で無意識に食いしばってしまい、歯ぎしりや顎関節痛などでお悩みの方も多いのではないでしょうか?
どれも簡単な方法ですので、ご活用ください。
それでは、手順をご紹介しましょう!
1.顎の操体法
今まで腰の調整法などで様々な操体法をご紹介してきましたが、動かす場所が変わるだけで手順は全く同じです。
その手順は下記の通りです。
①動きのチェック(どちら側が行いやすいかを調べます。)顎を左右にスライドさせて確認します。 (写真①)
②操体法。動かしづらい側から、動かしやすい側にゆっくりと動いて(写真②では、右が動かしやすい側なので、左から右にスライド)、一番心地の良いところで止めて、力を抜きます。(写真③)
③動きのチェック。最初の動きのチェックの時と比べてどの様に変化したかを確認します。変化があったらそれで終了!変化がない場合は、同じことをもう一回行ってみて下さい。 (写真①参照)
【ポイント】
※「操体法」は、行い易い側(心地よい方向、痛みがなくなる方向)だけを行います。
※「操体法」を行っている時は、体に意識を向け心地よさを味わうことがとても大切です。
※最初の動きのチェックの時に、両側とも違和感が無ければ行わなくても結構です。
②その場所をしっかり押さえたまま、口をゆっくりと大きく開けて、ゆっくりととじていきます。これを3回行います。(写真⑤)
2.顎関節の調整
①顎関節の凹んだところを押さえます。
指の位置は、こめかみから指を真下に滑らせていくと耳の穴の前くらいの高さで凹みに触れます。指で触れたまま口を開けると顎関節が動いて骨が盛り上がってきます。(写真④)
3.大口開けポン(会報28号の「耳の三点セット」でもご紹介しました。)
①唇の両端に小指を引っかけて左右に広げると同時に、口も大きく開きます。
口が最大限に広がったと感じた瞬間に、小指を弾くように外し口をあける力も同時に弛めます。(ゆっくりと弛めるのではなく、瞬間的に弛めるのがコツです。)(写真⑥、⑦)
このアプローチを行うと、頸椎4番という骨が弛みますが、この骨は耳の調整だけではなく、顎関節とも関係がある大切な場所です。
②
その場所をしっかり押さえたまま、口をゆっくりと大きく開けて、ゆっくりととじていきます。これを3回行います。(写真⑤)
3.大口開けポン(会報28号の「耳の三点セット」でもご紹介しました。)
①唇の両端に小指を引っかけて左右に広げると同時に、口も大きく開きます。
口が最大限に広がったと感じた瞬間に、小指を弾くように外し口をあける力も同時に弛めます。(ゆっくりと弛めるのではなく、瞬間的に弛めるのがコツです。)(写真⑥、⑦)
このアプローチを行うと、頸椎4番という骨が弛みますが、この骨は耳の調整だけではなく、顎関節とも関係がある大切な場所です。
ワンポイントアドバイス
操体法などの運動法を行っても変化が乏しい方は、蒸しタオルで顎の周辺で強張っている所を少し温めてから行ってみて下さい。
(この時の温度は、心地いい温度で行ってください。)
「鼻の調整法:鼻の3点セット」
普段、何気なく呼吸をしていると当たり前すぎて「鼻」のありがたみを感じることが少ないですが、風邪や花粉症などで詰まるととても気になって注意も散漫になります。
鼻は、単に空気や匂いの通り道では無く色々な意味があります。
ヨーガでは、左の穴は副交感神経と関係し、右の穴は交感神経と関係していると説いており、左右交互に呼吸を行うことで、自立神経のバランスを取り強いては、頭脳を明晰にする呼吸法(スクハプルバク)もあります。
また、野口整体では、香りは骨盤の動きとも関係が深く、「鼻が利く」と言う言葉がある様に直感力と関係が深いのです。
この様に、鼻は私たちが思っている以上に大切な処なのです。
それでは、手順を説明いたしますので、鼻に違和がある時に行ってみて下さい。
(文中に「愉氣」と言う言葉が出てきますが、「愉氣」とは気持ちを向けることを言います。お体に触れて「愉氣」している時、触れている場所に気持ちを向けてそこの感じを味わってください。触れている場所の、「変化を感じること」がとても重要です。)
写真A
①鼻の調整点への愉氣
写真Aの 印の3点を上から順番に愉氣をします。
一番上「涙腺の急処」二番目「花粉症の急処」三番目「骨盤を調整する急所」
三番目の場所は、「迎香」と言うツボです。鼻の両脇、小鼻の開いた根もとのすぐ横のあたりにあり、小鼻の両脇に凹みがあります。
どのポイントも一点一点指先で触れて感じを味わいます(愉氣)。
写真B
②側腹への愉氣
わき腹の肋骨と骨盤の間(写真B)を摘まんで、そこの感じを味わいます(愉氣)。左右の感じが違った場合、違和感を感じる側(厚さや硬さ等)だけを行うとさらに効果的です。
ここは、お腹全体を弛める急処ですが、腰痛の時に愉氣をすると傷みが和らぎますので覚えておくと便利です。
写真C
③恥骨への愉氣
お臍から足方向に真っすぐ指を滑らしていくと骨に当たりますが、ここが恥骨(写真C 印)です。触れてみて気になる場所の感じを味わいます(愉氣)。
(違和感は、「ピリッ」とした鋭い痛みに感じられることが多いです。)
この場所は、呼吸器の急処であり皮膚を綺麗にする急所でもあります。敏感な所ですので、分からない場合は強く押さえないで手のひらで愉氣をして下さい。
※さらに効果を上げるには!
写真D
写真Dの様に、指先でピンポイントで愉氣をすると深いところまで響きます。
愉氣をする時のポイントとしては、「何となく」の感覚を大切にして下さい。
体は、ある場所に気持ち(意識)を向けられると(愉氣)その処に一番ふさわしい変化をしてくれますので安全ですし、依存になることも有りません。
むしろ、愉氣をすればするほど体が育ち敏感になりますので、楽しみながら行ってください。手を当てている処が、「何となく」変化した感じがあったら離すタイミングです。
(文章:整体指導者(氣道協会)松岡正彦)
今回は、氣道協会でもお伝えしている耳の調整法「耳の三点セット」をご紹介します。
目は、瞼を閉じれば情報を遮断できますが、耳はそうはいきません。
耳は24時間休みなく働いているので、意識的に休めてあげると良いでしょう!
ご紹介する「耳の三点セット」は、耳鳴りや聴こえが悪くなったなどの症状がある時はもちろんですが、何となく違和感を感じる時にもご活用ください。(違和感を感じる側にアプローチします。)
積極的に使い積極的に休めると、能力を効率よく引き出すことが出来ます。「耳の三点セット」で、聴覚訓練の効果を上げてください!
それでは、手順を追ってご説明します。
(文中に「愉氣」と言う言葉が出てきますが、「愉氣」とはある場所に気持ちを向けることを言います。
お体に触れて「愉氣」している時、触れている場所に気持ちを向けてそこの感じを味わってください。触れている場所の、「変化を感じること」がとても重要です。)
①耳の周囲を刺激する
耳殻の上側や後側など(●印の所)で、違和感を感じるところを指先で軽くたたいたり擦ったり刺激します。
(写真①参照)
②首を弛めるアプローチ(通称:大口あけポン)
唇の端に小指を引っかけて左右に広げると同時に、口も大きく開きます。
唇を縦と横に同時に広げるのですが、最大限に広がったと感じた瞬間に、小指を弾くように外し口をあける力も同時に弛めます。(ゆっくりと弛めるのではなく、瞬間的に弛めるのがコツです。)
このアプローチを行うことで、耳と関係の深い首の骨(頸椎四番)が緩むので、耳の聞こえも良くなります。
(この方法は、「潜在的な劣等感」に対しても有効ですので、覚えておくと便利です。)
(写真②、③参照)
③小耳への愉氣
小耳(写真④の 印の所)に、穴をふさぐように指を当ててそこの感じを味わいます(愉氣)。
最初に触れた時の感じが、変化したと思ったら指を離します。
ここまでのアプローチを、三週間ほど行ってみて下さい。
根深い症状には1つのアプローチだけではなく、「目の三点セット」や「肩上げすトン」など今までご紹介してきた様々なアプローチを組み合わせて行うと効果的です。
どのアプローチを組み合わせるかは、ご自身が「心地よく感じるもの」を行うと良いでしょう!
③小耳への愉氣
小耳(写真④の 印の所)に、穴をふさぐように指を当ててそこの感じを味わいます(愉氣)。
最初に触れた時の感じが、変化したと思ったら指を離します。
ここまでのアプローチを、三週間ほど行ってみて下さい。
根深い症状には1つのアプローチだけではなく、「目の三点セット」や「肩上げすトン」など今までご紹介してきた様々なアプローチを組み合わせて行うと効果的です。
どのアプローチを組み合わせるかは、ご自身が「心地よく感じるもの」を行うと良いでしょう!
オプション
さらに効果を上げるためのオプションをご紹介します。
オプション①:側腹への愉氣
側腹(骨盤と肋骨の間)を摘まんで、そこの感じを味わいます(愉氣)。
左右の感じが違った場合、違和感を感じた側(厚さや硬さ等)だけを行うとさらに効果的です。
この場所は、腎臓の急処です。耳は、腎臓との関係が深いところですので、この場所を愉氣することは、耳の調整につながります。
(写真⑥参照)
写真⑦
オプション②:内踝下への愉氣
内踝の下で、違和感を感じるところを指で触れてそこの感じを味わいます(愉氣)。
(写真⑦参照)
どの様なアプローチを行うにせよ、行う前と後との体や心の変化を感じることが大切です。
心地良く感じるアプローチは、「体が求めているもの」であることが多いので、体や心の変化を感じることはとても重要です。
(文章:整体指導者(氣道協会)松岡正彦)
今回も、氣道でお伝えしている腰痛体操(前後の操体法)をご紹介しましょう!
この操体法は、腰骨の一番下(腰椎5番)の調整を目的としており、前後の動きに関係しています。お尻が持ち上がらない場合、特にお辞儀をするのがつらい時などに有効な方法です!
行う時間はいつでも構わないのですが、行った後、静かにしている時間を取ると良いので、理想的には寝る直前に行うのが良いでしょう。その時、ベットの様に柔らかいところよりは、畳のようなある程度の堅さのある床の上で行った方がより効果的です。
~~~ 操体法に共通する基本手順 ~~~
1.動きのチェック(どちら側が行いやすいかを調べます。「動診」と言います。)
2.操体法(行いやすい側にゆっくりと動いて、一番心地の良いところで止まり、体の感じが変わったタイミングで全身の力を一気に抜きます。)
3.動きのチェック(最初の動きのチェックの時と比べてどの様に変化したかを確認します。)
ポイント
※「操体法」は、動きのチェックで「心地良い」「行い易い」(心地良い方向、痛みがなくなる方向)と感じた側だけを行います。
※「操体法」を行っている時は、体に意識を向け心地よさを味わうことがとても大切です。
※最初の動きのチェックの時に、両側とも違和感が無ければ行わなくても結構です。
ですので、腰が痛くなったら、第23~25号に掲載した腰痛体操(操体法①~③)と、今回紹介する腰痛体操(操体法④)を順番に行ってみて下さい。その時、動きのチェックで差が無い操体法は行わずに、違和感があった操体法だけを行って下さい。
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簡単な手順ですがとても効果があるので、私もよく活用しています。
それでは、行い方をご説明しましょう! 今回は、仰向けで行う操体法です。
1.先ずは、あお向けの状態でリラックスしてください。無駄な力を抜き、体の感じを味わいます。(写真①)
あお向けの状態で膝を曲げます。
写真②(膝が開いている)
膝の位置が開いている方がしっくりくるか、それとも、ついている方がしっくりくるのかを確認します。
写真③(膝がついている)
(何となくで結構です。)操体法を行う時に、そのひざの状態(膝が開いているかついているか)で行います。(写真②③)
写真④(骨盤が前屈する動き) 写真⑤(骨盤が後屈する動き)
3.動診:骨盤の前後の動きの確認をします。
腰を反らせる動き(写真④:お臍を天井方向に突き上げる動き)か、尾骨を丸める動き(写真⑤:背中を床に押し付ける動き)のどちらが心地良いのかを確認します。
※ 分かりやすいように、大きめに動いてます。
※ 動きの方向を赤い矢印で、骨盤と腰の位置を緑の線で示しました。
※どちらの動きも、骨盤は床についた状態で行ってください。
4.「前後の操体法」を行います。
動診で心地よかった側の動き(腰を反らせる動きと尾骨を丸める動きのどちらか:写真④⑤参照)、をゆっくりと動いて気持ちのいい所で数秒間キープします。
「体の感じが変わったな!」と感じた瞬間に全身の力を一気に抜きます。
動診の時に「心地良い」「行い易い」(心地良い方向、痛みがなくなる方向)と感じた側だけを行います。
オプション:ひざ裏の調整法
写真⑥(ひざ裏に力を集めた状態)
腰痛の方は、ひざ裏にも負担がかかっている方が多くいらっしゃいますので、前後の操体法を行う時に一緒に行うと一石二鳥の効果が期待できます。
写真⑦(前後の操体法の脱力をした状態)
※踵を床に付けたまま、爪先を手前に引きひざ裏に力を集めます。(写真⑥)その状態で「前後の操体法」を行い、脱力の時に爪先も床につきます。(写真⑦)
脱力した後は、20~60秒間くらいそのままの姿勢で体の感じを味わってください。
ワンポイントアドバイス
☆脱力した後に動かないことが、操体法で一番重要なポイントです。
☆「お風呂の中で行った時、波立たない位ゆっくりとした動き」と表現する人もいます。体に意識を向けながら、丁寧に動いて下さい。
☆操体法を行う時に感じる心地よさは、ストレッチのような筋肉を力づくで引き延ばす「痛、気持ちいい感じ」ではありません。心地良さが分かりづらい方は、3週間くらいは「行いやすいと感じる側」で行うと良いでしょう!
5.動診を行って、最初とどのように変化したかを確認します。
~ワンポイントアドヴァイス~
☆一度行ってみて変化があればそれで終わりにします。変化が感じられない時には、もう一度同じ側を行ってみてください。それでも変化が無い場合は、逆側を行ってみてください。
今回も、気道でお伝えしている腰痛体操(操体法:通称カエルの操体法)をご紹介しましょう。
この操体法は、骨盤や股関節、腰の痛みなどを簡単に調整できる方法です!
行う時間はいつでも構わないのですが、行った後、静かにしている時間を取ると良いので、理想的には寝る直前に行うのが良いでしょう。その時、ベットの様に柔らかいところよりは、畳のようなある程度の堅さのある床の上で行った方がより効果的です。
~~~ 操体法に共通する基本手順 ~~~
1.動きのチェック(どちら側が行いやすいかを調べます。)
2.操体法(行いやすい側にゆっくりと動いて、一番心地の良いところで止まり、全身の力を一気に抜きます。)
3.動きのチェック(最初の動きのチェックの時と比べてどの様に変化したかを確認します。)
ポイント
※「操体法」は、行い易い側(心地よい方向、痛みがなくなる方向)だけを行います。
※「操体法」を行っている時は、体に意識を向け心地よさを味わうことがとても大切です。
※最初の動きのチェックの時に、両側とも違和感が無ければ行わなくても結構です。
ですので、腰が痛くなったら、第23、24号に掲載した腰痛体操(操体法①~②)と、今回紹介する腰痛体操(操体法③)を順番に行ってみて下さい。その時、動きのチェックで差が無い操体法は行わずに、違和感があった操体法だけを行って下さい。
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簡単な手順ですがとても効果があるので、私もよく活用しています。
それでは、行い方をご説明しましょう!
今回は、うつ伏せで行う操体法です。
1.うつ伏せの状態でリラックスして下さい。(ニュートラルポジション)
無駄な力を抜き、体の感じを味わいます。
(写真①)
2.動きのチェック(動診)を行います。
写真①の状態から、膝を広げている腕に近づけるように動かします。(どちらの足から行っても構いません。)
どちらの足が行い易いかをチェックする目的です。
片側を行ったら、ニュートラルポジション(写真③)に戻してから逆側も行います。(写真④)
ワンポイントアドバイス
☆動きのチェックの時は、操体法の時のようにゆっくりと動く必要はありませんが、体の感じを味わいながら丁寧に動いて下さい。
3.操体法を行います。(写真⑤)
動きのチェックの時に、行い易い側(心地よい方向、痛みがなくなる方向)だけを行います。
膝を腕に近づけるようにゆっくりと動かし、一番心地良く感じる位置で止めて数秒間キープ。
「体の感じが変わったな!」と感じた瞬間に全身の力を一気に抜きます。
脱力した後は、20~60秒間くらいそのままの姿勢で体の感じを味わってください。
ワンポイントアドバイス
☆脱力した後に動かないことが、操体法で一番重要なポイントです。
☆「お風呂の中で行った時、波立たない位ゆっくりとした動き」と表現する人もいます。体に意識を向けながら、丁寧に動いて下さい。
☆この時に感じる心地よさは、ストレッチのような筋肉を力づくで引き延ばす「痛、気持ちいい感じ」ではありません。普段からストレッチ系の体操を行っている方は、3週間くらいは「行いやすい側」で行うと良いでしょう!
4.動きのチェック
前述の写真②~④の要領で、動きをチェックします。
最初の時とどのように変わったかを感じてください。
~ワンポイントアドヴァイス~
☆一度行ってみて変化があればそれで終わりにします。変化が感じられない時には、もう一度同じ側を行ってみてください。それでも変化が無い場合は、逆側を行ってみてください。
別法:より効果を上げるために、操体法を行う時、少し抵抗をかけてあげる方法があります。(写真⑥)この時、動きを邪魔しない程度の力加減で抵抗を掛けるのがポイントです。
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ぎっくり腰は、ドイツでは「魔女の一撃」と言われるほど激しい痛みですが、動作と呼吸を合わせて動くだけでもかなり防げます。
重たいものを持ち上げる時も、片膝を着き、腰を落とした状態で荷物に指をかけ、息を下腹(丹田)に吸い込んでから足と腰の力で立ち上がる様にしてください。
操体法は、全身の関節で応用が可能です。
皆様もご活用ください。
腰痛体操(腰の操体法①)
今回ご紹介する体操は、「操体法」と言い故橋本敬三先生が創案されたものです。
「操体法」とは、関節を調整する運動法です。
全身至るところで活用できるのですが、気道協会でお伝えしている腰痛のための操体法をご紹介します。
五つある腰椎のうち腰椎3番の調整法(体のねじれを取る)です。腰椎3番を調整するだけではなく、骨盤のねじれや股関節の調整にもなります。
行い方は、次の3つのステップからなっています。
1.動きのチェック(どちら側が行いやすいかを調べます。)
2.操体法(行いやすい側にゆっくりと動いて、一番心地の良いところで止まり、全身の力を一気に抜きます。)
3.動きのチェック(最初の動きのチェックの時と比べてどの様に変化したかを確認します。)
ポイント
※「操体法」は、行い易い側(心地よい方向、痛みがなくなる方向)だけを行います。
※「操体法」を行っている時は、体に意識を向け心地よさを味わうことが重要です。
※最初の動きのチェックの時に、両側とも違和感が無ければ行わなくても結構です。
簡単な手順ですがとても効果があるので、私もよく活用しています。
それでは、行い方をご説明しましょう!
①.仰向けになりリラックスして体の感じを味わいます。
~ワンポイントアドヴァイス~
☆「操体法」を上手く行う時のキーワードは、「味わう」です。先ずは、リラックスして下さい。
2a
2b
2c
②.動きのチェック
膝を立てた状態から、どちらからでも良いので膝を左右に倒します。(上写真-a~c)
この時に、どちらが行いやすいか、どの辺で違和感があるかなどをチェックしておきます。
~ワンポンとアドヴァイス~
☆どちら側が心地よく動かせるかを感じることが大切です。決して頑張らないでください。
③.操体法(まずは、1回だけ行ってください。)
膝を立てた状態から、行いやすい側にゆっくりと倒します。(行いやすい側に動くのが、操体法の特徴です。)
そして、一番気持ちの良いところで動きをとめてそのまま数秒間キープ。そして、曲げた姿勢はそのままに、全身の力を一気に抜いてください。脱力した状態のまま20~60秒位動かずにいてください。
(お臍の裏の骨(腰椎3番)を中心にねじる様に動きますが、痛みなどが無い時には膝で床を 押すように腰をねじります。すると上体も逆側にねじれてきます。)
~ワンポンとアドヴァイス~
☆脱力した後が非常に重要です。すぐに動かないで体の感じを味わって下さい。
☆注意:上の写真の様に、脱力した時に膝がずれないように気を付けてください。
別法
腰が硬い方や痛みで床まで倒せない方は、動かせる範囲で行いやすい側を選ぶと良いでしょう!途中までしか倒せない時には、上の写真のように倒す側に座布団などを敷いて、脱力の時に一定以上倒れないように工夫して行うと安全です。
⑤.動きのチェック
上記③-a~cの要領で、最初に感じた違和感がどのように変化したかを確認して下ださい。
~ワンポイントアドヴァイス~
☆一度行ってみて変化があればそれで終わりにします。変化が感じられない時には、もう一度同じ側を行ってみてください。それでも変化が無い場合は、逆側を行ってみてください。
操体法は、ストレッチの様に頑張ってしまうと心地よさが分からなくなってしまいます。
私が行う時には、自分の体に向かって「こちらでよろしいでしょうか?」とお伺いをたてる様な謙虚な気持ちで行っています。そうすると、体はとても素直に反応してくれるから不思議です。
皆様も是非、ご活用ください。
腰痛で長年お悩みの方も多いと思います。私、傳田もその一人でした。気道協会でこの方法を教えて頂いて以来、腰に違和感があると、この簡単な方法で解消させています。
順次腰椎3番、2番、1番の調整方法を掲載させて頂く予定です。
ほんの5分でギックリ腰が解消できる方法です。
こんな簡単な治し方があるのです。いつも多くの方に知って頂ければいいのにと思っていました。
今回書いて下さり感激しています。是非この会報は永久保存にしてください。 -傳田-
今回も、気道協会でお伝えしている腰痛体操(左右の歪みを取る操体法)をご紹介します。
この操体法は、腰椎2番(体の左右重心と関係)の調整を目的としています。
例えば、待ち合わせをしている時など、知らないうちに片方の足に重心をかけて立っていませんか?
多くの人が、無意識に左右どちらかの足に重心をかけてしまっています。
自分では同じ様に使っているつもりでも、利き足や長年の癖などから気付かないうちに偏った使い方をしているのです。
本来は、部分的に疲れがたまっているだけなのに、その事に気付かずにいると、やがて腰全体や下半身全体等、広い範囲で疲れを感じるようになってしまいます。
しかし、最初の部分的な疲れ(今回は腰椎2番の違和)を取り除いてあげると、結果として広い範囲で感じていた疲労感も楽になってくれるのです。
操体法の手順は、次の3つのステップからなっています。
1.動きのチェック(どちら側が行いやすいかを調べます。)
2.操体法(行いやすい側にゆっくりと動いて、一番心地の良いところで止まり、全身の力を一気に抜きます。)
3.動きのチェック(最初の動きのチェックの時と比べてどの様に変化したかを確認します。)
【ポイント】
※「操体法」は、行い易い側(心地よい方向、痛みがなくなる方向)だけを行います。
※「操体法」を行っている時は、体に意識を向け心地よさを味わうことがとても大切です。
※最初の動きのチェックの時に、両側とも違和感が無ければ行わなくても結構です。
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簡単な手順ですがとても効果があるので、私もよく活用しています。
それでは、行い方をご説明しましょう!
①仰向けになりリラックスして体の感じを味わいます。
~ワンポイントアドバイス~
☆「 操体法」を上手く行う時のキーワードは、「味わう」です。
②動きのチェック
仰向けで足を伸ばした状態から、どちらの足からでも良いので、爪先を手前に引いて踵を突き出すような感じで動かします。(写真2 ~ 4)
同じことを逆側の足も行い、どちら側の足が行い易かったかを確認します。
~ワンポイントアドバイス~
☆ どちら側が心地よく動かせるかを感じることが大切です。決して頑張らないでください。
☆ この時の動きは、爪先だけを動かすのではなく骨盤から踵(かかと)を押し出すように動くことが大切ですが、力任せに押し出してしまうと心地良さを感じることがおろそかになってしまいますので、突き出しすぎないように気を付けてください。
③ 操体法(まずは、1回だけ行ってください。)
仰向けで足を伸ばした状態から、行いやすかった足だけ動きのチェックと同じ動きをゆっくりと行います。(行いやすい
側、心地の良い側に動くのが、操体法の特徴です。)(写真6)
一番気持ちの良いところで動きをとめてそのまま数秒間キープ。そして、体の感じが変化したタイミングで全身の力を一気に抜いてください。
脱力した状態のまま20 ~ 60秒位動かずにいてください。
~ワンポンとアドヴァイス~
☆「②動きのチェック」同様に、心地良さを感じることが大切です。力任せに踵を突き出しすぎないように注意してください。
☆脱力した後が非常に重要です。すぐに動かないで体の感じを味わってください。
④動きのチェック
②の要領で動きのチェックを行い、最初に感じた違和感がどのように変化したかを確認してください。
~ワンポイントアドバイス~
☆一度行ってみて変化があればそれで終わりにします。変化が感じられない時には、もう一度同じ側を行ってみてください。それでも変化が無い場合は、逆側を行ってみてください。
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操体法は、ストレッチの様に頑張ってしまうと心地よさが分からなくなってしまいます。
私が行う時には、自分の体に向かって「こちらでよろしいでしょうか?」とお伺いをたてる様な謙虚な気持ちで行っています。そうすると、体はとても素直に反応してくれるから不思議です。
皆様も是非、ご活用ください。
皆様、如何お過ごしでしょうか。寒さが一段と厳しさを増す季節になってきました。冬は、空気が乾燥し、その影響は皮膚が真っ先に受けることになります。中でも皮膚が一番薄い眼球は、大きな影響をうけます。目が乾燥すると頭がくたびれ、首が凝ってきます。今回は、目を緩める「目の三点セット」をご紹介します。寝る前に行うのがベストなタイミングです。注意:コンタクトレンズは、必ず外してから行ってください。
①耳殻(耳のふち)を引っ張る
左右の耳に触れてみて、強張っている側だけを行うととても効果があります。
(分からない時は、両側を行ってください。)写真A~Bの様に、耳殻の中央を5秒引っ張ります。その後、中央から上の5ヶ所を5秒ずつ引っ張ってください。少し痛いくらい強めに刺激した方がその後、急速に目が緩むから不思議です。
☆ワンポイントアドヴァイス
耳殻の中で硬い塊(硬結)がある場合は、その塊を指でとらえて丁寧につまむととても効果的です。
※別法
写真Cのように、強くつまんだまま耳のふちまで引っ張り、そのまま耳殻をはじいても結構です。
②眼窩を押さえる
目の上の骨のキワを指で下から押さえ、目頭から外側へ押さえながら滑らせていきます。
☆ワンポイントアドヴァイス
指を滑られていく途中で、目に響くような痛みを感じる所があったら、そこを中心に刺激しても結構です。最後にこめかみを軽く押し上げます。
最後にこめかみを軽く押し上げます。
③眼球を押圧する
手のひらの付け根(写真F参照)で、目を圧迫します。
注意:コンタクトレンズは、必ず外してから行ってください。
写真Fの様に、手のひらの付け根で眼球を圧迫するのですが、両方の目に同じくらいの気持ちいい圧がかかるように力加減を調整してください。30秒~1分くらい、何回かに分けて圧迫しても結構です。
☆ワンポイントアドヴァイス
強めに圧迫すると、チカチカとした模様が見えてきます。その模様が左右同じくらいに見えるように力加減を調整すると良いでしょう!(目を圧迫するのが不安な方、心地よさを感じない方は、あまり強く抑えないでください。)
※別法
最後に、手のひらの中央が目の上に来るように位置をずらします。そして、手のひらの中央で呼吸をするつもりになります。(愉氣)
皆様、如何お過ごしでしょうか。段々冷え込みが厳しくなり、思わず肩に力は言ってしまいます。肩こりでお困りの方も多いと思います。その原因は、実は腕の使いすぎから来ていることが多いのです。そこで今回は、私たちが「腕の3点セット」と呼んでいる一連の体操をご紹介します。(前回ご紹介した「肩上げストン」の前に行うと心地よく肩が緩みます。)
今回の体操は、体の硬い方にとって行いづらい体操もあるとは思いますが、無理の無い範囲で行ってください。行うタイミングは、いつ行っても良いのですが、お風呂上りですと筋肉が温まっていますので、より安全に行うことが出来ます。
1. 頭脳明晰呼吸法
左の写真
指先が自分方向になるように手のひらを腿の上に置き腕を伸ばします。
右の写真
息を吸いながら顔を上げ、息を止めた状態で頭を気持ちよく振ります。
苦しくなったら、息を吐きながら最初の状態に戻します。(ここまでを1セットで合計3セット行います。)
※腿の上に手のひらを当てることが難しい方は、床の上に手のひらを当てた状態で行うとよいでしょう!
2. 後ろで手をつなぐ
④の写真
写真のように、背中で手をつなぎます。手をつないだ後、緊張している処の力を抜くつもりになります。(力を抜くつもりが難しい方は、感じを味わっているだけでも結構です。)
なんとなく、馴染んでくる感じがしたら終了です。
⑤の写真
手をつなぐ事が難しい方は、写真の様にタオルなどで補助します。毎回、タオルを手繰り寄せる様にすると、段々出来る様になってきます。
3. 後ろ手合掌
左の写真のように、背中で合掌します。(理想的には、両掌が完全に合わさった形ですが、現在、肩を痛めている為、ご容赦願います。)
この状態で、緊張している処の力を抜くつもりになります。(力を抜くつもりが難しい方は、感じを味わっているだけでも結構です。)
合掌が難しい方は、右の写真の様に拳を合わせるだけでも結構です。
今回から専門家の松岡正彦先生にコラムを担当して頂きます。
皆様始めまして、私は、NPO法人氣道協会でスタッフをしております松岡と申します。
傳田先生には、聴覚訓練で大変お世話になっております。
普段は、横浜の伊勢佐木町で整体を始め、様々な健康法の指導をさせて頂いております。
世の中には様々な健康法がありますが、どのような健康法を行うかよりも「感じること」つまり、感受性を高める事が何よりも重要だと実感いたします。
それには、傳田先生のご指導の元、聴覚から入る事も大変有効だとは思います。
しかし、実際には日常での目や肩、首などの極度な緊張により、本来の力を発揮する事が出来ない方が多く見受けられます。
そこで、これらの所を緩める事により、効果的に訓練に望む事が出来ると思い、私が普段、多くの方にお伝えしている簡単な肩こりへのアプローチをご紹介いたします。
肩こり体操「肩上げストン」 2
ポイント1:動作の区切りで一回止めて下さい。
ポイント2:体に意識を向け心地良さを味わって下さい。
特に、脱力した後の弛む心地良さを味わって下さい。
※ 呼吸は意識しなくても結構です。
※ 肩を真上にあげます。
※ 両肩を同時に真上にあげた姿勢から、肩この姿勢から写真左→写真右の様に、肩の高さを変えない様にして両肩を前に動かし、少しこらえてから脱力します。
①両肩を真上にあげます。
この姿勢から写真のように様に、肩の高さを変えない様にして両肩を前に動かし、少しこらえてから脱力します。
3
両肩を同時に真上にあげ少し強調してから脱力します。
脱力した時は、心地良く弛む感じを味わってください。
4
今度は両肩を同時に真上にあげた姿勢から、肩の高さを変えない様にして両肩を後ろに動かし、少しこらえてから脱力します。